第19回自治労連教育部会 要求・闘争交流集会が開催されました

2014年2月22日(土)、23日(日)の日程で、第19回自治労連教育部会要求・闘争交流集会が君津市で開催されました。君津市は、社会教育主事という専門職をずっと採用させつづけ、住民の学ぶ場を職員と住民が手を携えて発展させてきた自治体であり、その実践を学ぼうと今年の開催を迎えることとになりました。
本集会には、11単組・市民の方を含め35名の参加(教事支部からも2名参加)があり、全国各地での社会教育の実践や社会教育への攻撃に対する闘いが報告されました。また、地元君津市の職員から君津銘菓が振る舞われるなど、君津の方たちのあたたかいおもてなしもいただき、大成功に終わりました。

初日には、千葉県内をはじめとする社会教育の実践を研究者としての視点で支えてこられた長澤成次先生(千葉大学教育学部教授/千葉市社会教育委員)から「自治体社会教育再編の現段階と社会教育の課題」と題して、記念講演をしていただきました。この講演では、今、政府がすすめようとしている教育委員会制度の改悪の問題を教育委員会制度自体ができた歴史なども踏まえながらお話いただきました。「一人ひとりの住民が住民自治力をつけるためには、市民の学びが必要である。その地域での学びをつないでいくのが社会教育職員である。住民の学びをもとに自分達が住んでいる町の課題を明らかにし、解決できる仕組みづくりが大切であり、今こそ社会教育の現場が頑張っていこう」とエールをいただきました。

記念講演を受けて、君津市、岡山市などから7本の実践レポートが翌日にかけて報告されました。具体的には、君津市の公民館や図書館での住民との学びの実践、そしてその活動を住民側から支えられている「君津の公民館を考える会」の方からその活動について語られました。その中で、公民館に出会うことで自分の居場所が見つかり、自分の人生が変わった。そして、今度は自分自身が得た出会いをより多くの方に広げていきたいと実践されている活動が生き生きと語られました。そして、その活動を支える公民館の社会教育主事はじめ行政職員に対して熱い期待と感謝が語られました。また、全国的にも最も先進的な取り組みをされている岡山市の学校図書館の実践の報告が3年目の学校図書館司書から報告されたり、住民の学びの場である公民館にかけられている攻撃の現状などについての報告がなされました。
その他にも、名古屋市の社会教育の現状や横浜市、ふじみ野市の図書館の現状、また京都府下における学校図書館司書配置の状況などについても報告されました。
春原部会長から「今回の集会を通じて全国の様々な実践を学ぶことができた。そこから見えるものは、住民の学びを保障する私達の職場は、いずれも専任・専門・正規の職員が配置されるべきであり、その社会教育の現場、教育の現場に携わる様々な職員が連携していく必要がある。今回の集会をそのきっかけとしてもらい、それぞれの職場に戻り、今回の集会の趣旨を伝えてもらえればと思う。」と総評がなされ、集会を終えました。

2月23日(日)の午後には、オプショナルツアーとして、君津市立生涯学習交流センターと君津市立中央図書館の施設見学を行いました。いずれの施設でも君津市の社会教育主事、司書という専門職としてその施設で働く組合員さんのエスコートをしていただき、現場の仕事に即した丁寧な説明を受けました。

要求•闘争交流集会

自治労連教育部会では、別添のチラシのとおり、2/22(土)〜23(日)の日程で千葉県君津市において「要求•闘争交流集会」を開催します。
社会教育研究の第一人者でいらっしゃる千葉大学の長澤先生に記念講演をしていただきます。
自治体における社会教育再編の現段階と今後の課題について学ぶとともに、各地での実践を確認し、元気な社会教育活動へのきっかけとなる集会にしたいと思います。
自治体労働者の方はもちろん、社会教育に携わる研究者の方、市民の皆様のご参加も歓迎いたします。
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