つながる図書館―コミュニティの核をめざす試み

猪谷千香
ちくま新書

全国の公立図書館は、地域を支える情報拠点として、また町づくりの中核施設にもなっています。そうしたいくつかの図書館を取り上げ、図書館の在り方を考えさせる一冊となっています。特に注目したいのは、佐賀県にある「武雄市図書館」と「伊万里市民図書館」。両市はいずれも約5万人の人口の自治体。両図書館は距離にして20㎞ほどしか離れていません。「武雄市図書館」は、レンタルショップ「TSUTAYA」などを経営する企業CCCが指定管理者となって運営されています。一方、「伊万里市民図書館」は、行政と市民が対話をしながら作り上げた図書館で、毎年市民が開館日を図書館の誕生日として祝うそうです。この二つの図書館を比較する章を読むと、公立図書館とは一体、誰のために、何のために存在するのかが浮き彫りになってきます。名古屋の図書館をどうしていくかを考えるにあたり、読んでおきたい一冊です。

『第12回地方自治研究全国集会in滋賀』に参加しませんか?

9月27日(土)-28日(日)に、第12回地方自治研究全国集会が滋賀県内で開催されます。2年に一度行われている集会で「いかそう憲法、つくろう安全・安心にくらせる地域、日本を」スローガンに掲げています。
二日目に開催される第16分科会「共生の地域づくりと社会教育」では、滋賀県内の社会教育の実践報告が行われる他、全国からの参加者からも様々な実践報告が行われる予定です。ぜひ名古屋から多数で参加し、名古屋の社会教育実践の力としていきたいと考えています。
それ以外にも、子どもたちの権利に関する分科会や公務公共サービスの民間化の問題を考える分科会なども開催されます。ぜひ組合員の皆さんの参加を呼びかけます!
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