「図書館の役割ってなあに?」が開催されました!

 2015年6月14日(日)午後、名古屋港ポートビル講堂で、講演会「図書館の役割ってなあに?」が開催されました。この講演会の主催は、教事支部も団体としてもまた組合員が個人としても参加している「名古屋市の図書館を考える市民の会」です(共催:図書館問題研究会愛知支部/後援:愛知県教育委員会・名古屋市教育委員会)。
当日は、名古屋市の図書館を利用する市民の方々や図書館で働く職員、研究者など幅広い方たちが参加しました。
記念講演は、元滋賀県立図書館長の梅澤幸平さんでした。北海道立図書館司書から滋賀県甲西町の図書館長に抜擢され、その後、滋賀県立図書館長として活躍された経験などをもとに、図書館のあるべき姿、図書館で働く者のスタンスなどについて語られました。図書館員は、本を通して思想や信条、表現の自由という人間の根源的な部分にかかわる仕事をしており、館員自身が常にアンテナを張って様々なことを吸収し、反映していくことが必要であり、そのためには経験豊富な司書となり活躍することが必要であることなどを熱く語られました。
こうした図書館に指定管理制度を導入すると「無料の原則」を定められている図書館では人件費を削るしかなく、不安定雇用の職員たちによって住民の暮らしにプラスとならないのではとも語られました。
今回の講演を契機に改めて、図書館の役割について私たち自身が捉えなおしていくことが必要だと感じました。
【参考文献】「図書館からの贈り物」 梅澤幸平著 日外アソシエーツ